自民党・安倍応援団議員の勉強会における
言論弾圧発言について、珍しいことに
産経新聞が本日の社説で批判しています。
「国会議員としての自覚にあまりにも欠けた
発言であり、見過ごすことはできない」
だそうです。
「報道、言論の自由は
民主主義の根幹をなす原則である」
だそうです。
「安倍晋三首相も遺憾の意を表明したが、
対応が速やかであったとはいえない」
だそうです。
産経新聞も、ようやく自分が
報道・言論機関だということを
思い出したようですねぇ。
「『ハト派』議員の会合やテレビ出演の自粛が
伝えられる通り党幹部の要請であるなら、
自党議員を信用していない証左であろう」
とまで書いたのには驚きました。
まさしくその通り、安倍政権は
自党議員も信用できない小心独裁者です。
ここまでは実に正論を説いている社説ですが、
最後に来てヘンなことを言い出します。
「発言問題はお粗末の限りだが、
安保関連法案の是非とは
本来、まったく関係がない」
本来、まったく関係がない」
関係ないわけないでしょーが!!
安倍政権が安保関連法案の
「是」を全く説明できず、
「非」の意見が圧倒的に
説得力を持ってしまったから、
マスコミに圧力かけて
黙らせろと言い出したんでしょ!
安保法案賛成の意見をきちんと言えず、
逆にぼろを出しそうだから、
朝生に議員を出さなかったんでしょ!
安保法案反対の意見が
さらに党内に出るのを恐れて、
小林よしのりを呼ぶ勉強会を
開かせなかったんでしょ!
安保法案反対の意見を載せたブログが
注目浴びるのは都合が悪いから、
サイバー攻撃かけてきたんでしょ!!
全部、関係大アリじゃないですか!!
珍しくマトモなことを
言ってると思ったのに、
やっぱり産経は産経ですねー。